「楽観的になりたい」楽観的思考で前向きに生きる方法10選
「いま何か悩みはありますか?」
生きていると大小、様々な悩みがあり、その悩みのせいで深く考え込み、前に進めなくなってしまう。多くの人が一度はそんな経験をしたことがあると思います。
私自身深く考え込んでしまう性格で、悩みを抱えることも数多くありました。
そのたびに「もっと気楽に考えられたらいいのにな・・」と感じていました。
そんな私のように深く考え込んでしまう人が、楽観的思考を手に入れて自分の思う人生にするためのコツをご紹介します。
見出し
楽観的とは?
楽観的とは「深く考えすぎないこと」
悲観的とは「深く考えすぎてしまうこと」「その場の空気に流されやすいこと」
悲観的な人は、初めから悪い方向に考えているわけではないんです。良い時には良いが、悪い時にはとことん悪い方向に考えてしまう人なんです。それでは周りの雰囲気に流され、気持ちの浮き沈みが激しく、本来自分のやりたいことや、目標に向かうことが難しくなってしまいます。
その点、楽観的な人は気持ちの浮き沈みが少なく、自分の目標に向かって一直線に考えることが出来ます。
楽観的になる事のメリット
ストレスがたまりにくい
多くの人は心配事や不安なことがあると、マイナスに考えてしまいがちです。
しかし、そんな悩みの多くは実際に起きるかどうかわからないリスク、もしくは悩んだところで現時点ではどうしようもない悩み、である場合がほとんど。
実体のないものに悩まされ、精神をむしばまれています。
もちろん、深く考えることでプラスに働く場合もあるでしょう。しかし、マイナスに考えてしまいストレスをため込んでしまうのは、デメリットでしかありません。
よく勘違いされますが、楽観的とは、なにも考えずヘラヘラしているのでもなければ、無計画にやるべきことを投げ出しているわけでもありません。
「なんとかなるさ」と気楽に構えながらも、「自分の軸がぶれることのない」ポジティブな生き方ができる考え方です。
>>「いつまでも頭から離れない悩み」の正体とは?解決する為の5つの考え方
何事にも積極的になる
楽観的思考を持つ人は、「小さな悩みや不安でクヨクヨしない」ので何事にも積極的に取り組むことが出来ます。
仕事、プライベート、恋愛など、何事においても行動することがすべてです。悩んでいても、考えていても、人に相談しても、最後に行動し成功を収めるかどうかは自分次第です。
その行動までのスピードが速いのが楽観的思考をもつ人の大きな特徴といえるでしょう。
失敗を恐れずチャレンジし続けることが出来れば、大きなチャンスつかむ可能性は大きくなります。
>>行動できないのは「無駄に高いプライド」のせいだった!?無駄なプライドを消し去る方法。
長生き出来る
楽観的考え方を出来る人は、そうでない人に比べ長生き出来ると言われています。統計でいうと10年以上も長生きなんだそうです。
楽観的考え方が出来るとストレスがとても少なく、病気にかかりにくい。近年では過剰なストレスによる精神疾患にかかる人が非常に多い為、楽観的思考により、長生き出来るというのも納得できます。
楽観的になるために
周りと比較しない
楽観的思考の人は、自分は自分だとわりきっていて、無駄に周りとの比較をしません。大事なのは自分の目標を達成することであり、周りと競うことは無駄であると理解しているからです。
つまり、周りよりも成果が上げられなくとも、落ち込むことはないというわけです。その為、常に一定のメンタルを保ち、淡々と自分のやるべきことをこなしていくことが出来ます。
生きていると常に他者との比較が付きまといます。仕事の業績、給料、プライベートの充実、結婚などなど、気にするなというほうが難しいかもしれませんが、大事なのは自分自身です。
他者との比較で「負けてられない!」と、より頑張れる場合にはいいですが、比較によって落ち込んだりと気持ちの浮き沈みが激しいと、自分の思うような成果はなかなかあげられません。
周りとの比較をやめ、劣等感を感じることがなければ、安定して成長でき、自然と自分の目標達成にも近づいていくでしょう。
>>「不自由はないけどなぜか孤独感」そんな寂しさの原因と克服方法10選
答えの出ない悩みを捨てる
考えても答えのない悩み、今考えても仕方がない悩みを捨てましょう。無理に悩んでも答えは出ず、自分を追い詰めるだけ。ストレスばかりがたまり、何もしたくなります。
そんなことに時間を使うよりは、自分で好きなことをしたり、有効に時間を使ったほうがよっぽど良いです。
答えの出ない悩みはひとまず置いておき、今やるべき事や楽しいことをしましょう。
別のことをしているうちに、ふと答えが出るかもしれませんしね。
「なんとかなるさ」というように楽観的に考えることが大事です。
未来志向の考え方
楽観的思考では、過去にとらわれず未来をどう生きていくかを考えます。
過去は変える事が出来ませんが、未来は変えることができます。
自分が将来どうなりたいのかを考え、そのために学び、新しい情報を取り入れ、アイディアを発信し、成長し続けていく。
そんな未来志向な考え方を意識してみましょう。
>>「どうしても後悔の念が消えない」人へ。私が実践したネガティブ解消法。
人を許す
仕事でのストレスの大きな原因として、周りが自分の思い通りに動いてくれないというのがあります。周りは基本的に思い通りになんか動いてくれません。うまくいかないことばかりです。そのひとつひとつに腹を立てていてはキリがありません。
そんなときに「許す」ことが大事になってきます。うまくいかなかったことに対して怒るのではなく、「なぜうまくいかなかったのか」「これからどうしたらうまくいくのか」について考えることで、自分の周りが上手く回り始めます。
「許す」というのは、自分に対してもそうです。失敗をしても自分を適度に許してあげることで、次への行動に移りやすくなります。
そんな許すことが出来る人というのは、周りからの信頼も得られやすくなります。
長期的に考える
未来志向的考え方と似ていますが、楽観的でいるためには、長期的な視野を持つことが大事です。
「何年後にはこうありたい」そんな自分の目指すべき目標が明確であること。そうすれば目先の出来事や小さな失敗に左右されることはありません。
自分の目標を定めておくと、たとえ失敗したとしても、軌道修正すればいいだけなので、軸がブレることがありません。
>>「三日坊主はもう終わり」今度こそ継続する為の習慣化の力
「いま」に集中して生きる
将来どんな人生を歩んでいるのか、、あれこれ考えることもあるかと思います。
しかし、将来をどれだけ考えようとも「いま」をどう生きるかがすべてです。考えているだけでは未来が変わることはありません。
長期的思考を持ちつつも、「いま」やるべきことに集中することが大事です。
心配性の人は、起きていないことを心配したり、起きないように策を練ろうとします。
楽観的思考の人は、起きていないことに対して「起きてもかまわない」という考え方をします。
起きてもいないことはどうなるのかわかりません。起きないかもしれません。事前に心配することは、ただ単に無駄なエネルギーを使うことになるかもしれません。
もちろん事前に準備をするのは大事です。その時に何があっても対応できるように「いま」やるべきことに集中することが大事だということです。
生きていれば、嫌なことやストレスは必ずあります。予測のできない事態も必ず起きます。
そんな事態を心配するのではなく、対応できるように日々生きていくことです。
>>「いつもやる気が出ないあなたへ」集中力を生み出す習慣と環境づくりはコチラです。
他人に頼る
他人に頼るのは情けないことではありません。人と協力することで、自分一人ではできないことが出来るようになります。自分一人で抱え込み、悩んでいたことがパッと晴れるかもしれません。
自分が苦手なことが得意な人がいます。自分が嫌いなことが好きな人もいます。そういう時には他人に任せて、自分は得意なことに集中しましょう。
そのほうが合理的で、大きな成果があげられるからです。
他人に自分の仕事を任せるのは不安もあるかもしれませんが、まずは相手を信頼することから始めましょう。
諦めることも大事
人間だれしも、こうなりたいという理想や夢を持っていると思います。それは「車が欲しい」「恋人が欲しい」といった身近なものから、「オリンピックで金メダルを取りたい」「起業して成功を収めたい」というような大きな理想まで様々だと思います。
しかし、そんな理想が大きなストレスとなっている可能性もあります。それはストレスやイライラの原因が理想と現実とのギャップにあるからです。
思い返してみて下さい。「自分ではこういう予定だった、、」「こうなればいいなと思っていた」それがうまくいかなかったときにストレスやイライラ、落胆を感じていませんか?それは、仕事でもプライベートでも関係ありません。
先ほども書きましたが、人生は自分の思い通りのことばかりではありません。そして理想を追い求めること自体にも大きな労力が伴い、手に入れるためには大きな犠牲を支払わなければいけないこともあります。
テレビなどで見かける憧れの人物や偉業を成し遂げた人も、栄光ばかりではなく、陰には人知れない苦労があるということです。
そんな大きな理想を追い求めることと、あなたにとっての幸せな人生は必ずしもイコールではないということ。
時には現実を見て、「理想を諦める」ことが大きなストレスから解放され、幸せかもしれません。
しかし、期待を全く持たない人生というのも悲観的でマイナス思考になってしまうため、過度な理想は諦めつつも、自分の幸せを追い求めていくのがいいかもしれません。
どちらの選択が正しいのかは誰にもわかりませんが、時にはそういった楽観的な考えを持つことが、本来の自分の理想が見えてくることもあるかもしれません。
>>「責任感が強いからこそ自分を見失う」そうなる前にしておきたい7つのこと
自分に自信を持つ
人生は「選択」の連続であり、「選択」の積み重ねです。
「今日はどの服を着るか」、という身近な選択から「仕事の重要な選択」まで様々な選択をしています。
そのひとつひとつの選択が、未来のあなたを形作っています。
楽観的思考の人は、そのひとつひとつの選択に自信を持ち、自分の目標に向かって突き進んでいます。
逆に悲観的な人は、選択に間違いはなかったか、あの時こっちを選択していればよかった、、と未来ではなく、過去の選択ばかり振り返ってしまいます。
今の目の前の現実が未来を作っているのに、過去ばかり振り返っていては、いつまでたっても明るい未来は訪れませんね。
「自分に自信をもつ」とは、自分を信頼し、選んだ道を突き進むことではないでしょうか?
それが自分の未来を創るための準備となり、一歩一歩自分の土台が積みあがっていきます。そうすることでより大きな不安や障害も乗り越えられるようになる、良い循環が生まれていきます。
>>自己評価が低い人とプライドが高い人の特徴と改善方法
「ちゃんとしなければ」を捨てる
「ちゃんとしなければ」そう考えたことはありませんか?
「ちゃんとする」、改めて見ると漠然とした言葉ですが、仕事においても、私生活においても大事なことですね。
しかし、行き過ぎた「ちゃんとする」はマイナス効果になりかねません。「完璧主義」とも言い換えられます。
あまりにも行き過ぎた「ちゃんとしなければ」という考えば、とても息苦しく、その他一切の考えを否定してしまう。そんな視野の狭い考え方になっている可能性があります。
もともと「ちゃんとする」という言葉自体、漠然としていて明確な定義はないのですから、「ちゃんとする」の程度も受け取り方も人それぞれ違います。
あまりに「ちゃんとする」ことに意識を持ちすぎると本来の目的を見失い、周りからも疎ましく思われ、自分自身もその言葉の重圧に飲み込まれかねません。
人間は誰しもがミスをしますし、たとえミスをしてもその都度対応していけばいいのです。
あまり肩ひじ張らず気持ちをラクに持つことで、うまくことも多数あります。
>>「ダメだ・・不安が頭から離れない」の原因を解消し、前向きに生きる方法
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