ストレスばかり抱えてませんか?幸せとは現実を受け入れる事
人間が生きていく中で、人それぞれ様々な目的や考えがあり、それぞれの人生を歩んでいることでしょう。
そして誰しもが幸福な人生を送りたいと考えていることでしょう。
・生きているうちに偉業を成し遂げたい
・立ち上げた会社を大きくしたい
、好きな人と幸せに暮らしたい
・自分の好きなことに時間を費やして生きたい
人によって幸福のカタチは様々ですが、誰しもが願っていることに違いはありません。
そんな人生における幸福かどうかの度合いを幸福度とした場合。
どれだけの人が自分の満足する幸福度を手にしているでしょうか。
そしてその幸福度が満たされない理由はどこにあるのでしょうか?
見出し
幸福度の大半は仕事に依存する
人が幸せを感じる瞬間は様々ですが、その幸せが満たされない、もしくは阻害される理由として大半を占めるのは、仕事ではないでしょうか。
そして、仕事を根源として生まれるストレスにより、幸福度が低下し、自分の人生を楽しめないといった状態に陥ってはいないでしょうか?
ストレスとは無縁ではいられない
どんな仕事に従事する人でも、大なり小なりストレスは感じているものです。
仕事から受けるストレスから逃れることはできないでしょう。
そのストレスとの付き合い方というのは、ある意味人類の永遠のテーマとさえいえるかもしれません。
あらゆるストレス対策が語られている
世の人が、多大なストレスと付き合いながら生活しているという事実を、証明するかの如く、数多くの対策方法があらゆるメデイアで紹介されていますね。
エクササイズ、睡眠法、食生活、瞑想、オフィスでの過ごし方、数え切れないほどのストレス解消法が存在します。
それらはすべて、ストレスの解消に有効であり、豊かな人生を送るうえでとても有効な手段であると思います。
私自身も、それらの対策を実践し、ストレスをため込まないようにしています。
しかし、それらはあくまでも発生したストレスを解消するものであって、根源となるストレスの発生を減らすものではないのです。
そもそもストレスが発生しなければ、解消することに手間暇をかける必要などありませんからね。
ストレスとはなぜ生じるのか
仕事におけるストレスがなぜ生じるのかいくつか例を挙げてみましょう。
- 自分のキャパを超えた無理難題ばかり押し付けられる
- 仕事量が多く、締め切りに追われる
- 面倒で苦手な上司、同僚がいる
- 失業するのではと将来が不安
- 今手掛けているプロジェクトが上手くいくかどうかが不安
- 競争、社内政治、人間関係に問題がある
- 家族やプライベートに充分な時間が取れない
- 給料が低く満足いく生活が送れない
主な原因をざっと挙げてみましたがいかがでしょうか?
おそらくここにはないストレスを抱えている人も数多くいることでしょう。
ストレスが生まれる原因のいうのは無数に存在するのです。
・愚痴を言っても何も良いことはありません。やめるべき5つの理由
ストレスとは実は単純なもの
ストレスの原因とは無数に存在するかのように思えますが、実は、あるひとつの考えに囚われているためだと言い切れます。
それは、「ものごとはこうあるべきだ」という考えです。
ストレス発生の原因とは、この考えが自分の理想にあることに尽きます。
つまり、自分の「こうあるべきだ」という理想と、現実に起きている上記の原因との乖離により、ストレスが発生します。
人生とは自分の理想通りには動かない
そんなこと言われなくてもわかっていると思う人も多いでしょうが、分かっていないがためにストレスが生じてしまうのです。
- 仕事が多すぎて間に合わない
- 上司は嫌なことばかり押し付けてくる
- 同僚は自分のことばかりで、気遣いが足りない
- 将来職を失ったらどうしよう
そんな想いを周囲の人間のせいにしてはいけません。
それらは、自分の理想の人生とかけ離れた、自分の現実の人生に自分でイライラしているだけなのです。
それらが積もり積もったものが「ストレス」。そう呼ばれています。
人生とは、全てが自分の想い通りに行くとは限りません。
むしろ、多くの人間と働いていれば、自分の理想とはかけ離れたことの連続です。
自分の理想の人生を追い求めれば求めるほど、自分の想い通りにコントロールしたいと思えば思う程、ストレスはたまっていってしまうことでしょう。
他人は他人、自分は自分
人生とは、テレビゲームのように全てが自分の想い通りに進むわけではありません。
その現実を受け入れられなければ、いつまでもストレスの連鎖から抜け出すことはできません。
苦手な上司や、同僚がいたとしても受け入れてあげましょう。
彼らは彼らの考えがあって目的があって生きています。
彼らにとっての幸福や、重要なことはあなたとは別の位置に存在するのです。
またあなたが彼らに、不満を抱いているように彼らもあなたに対して何かしら我慢しているところはあるはずです。
仕事量が多すぎて、追いつかなくてもイライラするのはやめましょう。
優先順位をつけて、ひとつひとつ終わらせていけばいいのです。
また、どうすれば時間を短縮できるのか考え、対策していけばいずれ必ず解決できます。
職を失ってしまうかもしれないという恐怖も受け入れましょう。
いざ職を失ったとしても、何とかなるものです。死にはしません。
もしかしたら、それがきっかけでもっとあなたらしい生き方に出会えるかもしれません。
もしくは、日頃から職を失うことへの可能性について対策を講じておけばよいのです。
自分を受け入れることこそ理想の人生の始まり
「いつも楽しそうで、人生幸せなんだろうな~」
そんな風に思える人が周りにいると思います。
それは彼らが恵まれていたり、運が良かったりするわけではありません。
今、目の前の現実を受け入れ、ひとつひとつ自分なりに精いっぱい生きているからなのです。
何かを偉業を成し遂げた人や、自分の理想の人生を手に入れた人。
それらの人たちは、些細な出来事にくよくよしたり、イライラしたとしても、自分の前進を諦めなかった人たちです。
彼らにも、苦悩や困難はあったはずです。
しかし、それが自分の人生だと受け止める心構えができていたため、乗り越えることが出来たのです。
自分の理想の姿にばかり執着せず、目の前の現実と向き合うことこそが、幸せな人生を生きるための一番の近道なのではなのではないかと考えます。
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