コーヒーは薬にも毒にもなります。効果を知って楽しみましょう。
僕は毎朝コーヒーを飲むのが習慣化しているんですが、朝に限らず、1日を通して、結構な量を飲んでいます。
飲まないと、どこか落ち着かないというか、シャキッとしないんですよね。
普段よく飲んでいても、実際身体にいいのか悪いのか、、、
その辺はイマイチよくわかっていなんですよね。
そこで今回は、コーヒーが身体に良いのか悪いのか調べてみました。
コーヒーを習慣化している人は必見です!!
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まずはコーヒーのメリット
・ダイエット効果
コーヒーに含まれる「カフェイン」と「クロロゲン酸」にはダイエット効果があります。
・カフェイン
脂肪の分解を促進させ、交感神経を刺激し、エネルギ0消費を高める効果があります。
更に、カフェインには集中力を高めると同時に筋肉痛を和らげる効果があるため、運動の30分~1時間前に飲むと効果的。
・クロロゲン酸
肝臓内に「ミトコンドリア」という脂肪を燃焼させ、エネルギーに変換する器官があります。クロロゲン酸は脂肪をミトコンドリアへと、運ぶ酵素(CPT-1)を活性化させる効果があります。
量は2杯以上
・肌のシミ防止効果(アンチエイジング)
主に野菜や果物に豊富に含まれる「ビタミン」には抗酸化作用があるため、アンチエイジングには最適とされています。
しかし、コーヒーには野菜や果物以上に抗酸化物質が含まれていて、吸収率もコーヒーの方が高い。日々のコーヒーには老化防止作用があるのです。
30~60歳の女性において、一日2杯以上のコーヒーを飲む人は、顔のシミ、潤い、弾力性が飲まない人に比べて美しく保たれています。
・コーヒーの香りがリラックス効果と脳の活性化
コーヒーの香りを嗅ぐことににより、リラックス効果をもたらすというアルファ波が私たちの脳に生じることが証明されています。
また、リラックスと同時に目から入る情報の認知や処理という脳の働きも活性化されます。物事を判断したり処理するときに、コーヒーの香りを嗅ぐと脳が活性化され、働きが格段に向上されます。
これはテレビを見ながらや音楽を聴きながら勉強をする際にも効果的であり、コーヒーの香りが知的作業の能率をアップさせます。
これから集中して勉強したいという時や、電車に乗っているとき音楽を聴きながら勉強という場合には、事前にコーヒーを飲むことが効果的です。
焙煎の深さで効果の深さも違う
コーヒーの香りは焙煎の深さによっても違いますが、「浅煎り」「中煎り」「深煎り」という焙煎の深さによる香りの違いが、脳にもたらす効果にも違いがあるのです。
焙煎の深さ別に、脳波を測定した実験があるんですが、
■リラックス効果なら深煎り
リラックス効果を求めるなら、深煎りが最も効果的です。他の焙煎度と比べ、情緒を司る右後頭部においてよりアルファ波が増える結果となりました。深煎りがもっとも情緒を安定させリラックス効果があると言えます。
■頭の回転重視なら中煎り
二択から瞬時に正解を選択する場合に起こる脳波の変化を測定したところ、他の焙煎度より中煎りが最も頭の回転に影響を与えていることが判明しました。
求める効果により焙煎度を変える
リラックスしたいのか、勉強や仕事に集中したいのかで、焙煎度の違うコーヒーを飲み分けてみるのも面白いかもしれません。ぜひお試しください。
・うつ病の予防
コーヒーを一日4杯以上飲む人は、それ以下の人に比べると、うつ病の発生率が1割も低くなっていることが証明されています。
・消化促進
コーヒーは胃を刺激して消化液の分泌を促進します。
食後にコーヒーを飲むというのは、消化促進とリラックス効果と良い事ずくめです。
食べ過ぎたときなどはおすすめ。
・肝臓に良い
コーヒーを1日に1杯以上飲む人は、そうではない人に比べ、肝硬変のリスクが20%低下することが、20年以上12万人以上を対象とした研究の末判明しました。
肝硬変はアルコールの過剰摂取により発症し、肝不全肝臓がんの原因ともなりうる危険な病気です。
アルコールを飲みすぎる人は、毎日1杯のコーヒーを飲むことで、肝硬変発症のリスクを下げることができます。
・二日酔い改善
二日酔いの時に起こるあの嫌な頭痛は、「アセトアルデヒド」と呼ばれる物質によるもの。
コーヒーに含まれるカフェインはアセトアルデヒドを体外へ排出する働きがあり、脳の血液循環を促進します。
二日酔いによる頭痛に悩まされる時は、おすすめです。
・2型糖尿病の発症率を下げる
1日4杯以上コーヒーを飲む人は、2型糖尿病の発症率が50%も低下することが判明しています。さらに、コーヒー摂取量が1杯増えるごとに発症率は7%ずつ低下していきます。
しかし、飲みすぎには注意です。
■2型糖尿病とは?
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遺伝的に糖尿病になりやすい人が、肥満・運動不足・ストレスなどをきっかけに発病します。インスリンの効果が出にくくなったり、分泌のタイミングが悪くなったりします。
自覚症状がないため、いつ発症したのか、わからないまま地域や職場の健康診断や生命保険の加入時に発見されることがよくあります。苦痛がないからと、放っておくと合併症がすすんでくるので、必ず治療を受けましょう。
コーヒーのデメリット
・飲みすぎは脂肪を蓄積
ダイエット効果として上げた「クロロゲン酸」は、過剰な摂取により脂肪を蓄積させてしまう場合もあります。
ダイエット効果として最適な量は、1日3~4杯まで。それ以上であれば過剰摂取となる。
・貧血
コーヒーに含まれる「タンニン」は、鉄分と化合し吸収を阻害してしまいます。これは紅茶にも言えること。
対策としては、食事1時間前のコーヒーの摂取は避けましょう。
・口臭
コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」や「タンニン」はが舌に付着することで、口腔内が、酸化されてしまいます。
すると、唾液の分泌が抑えられます。唾液とは本来口腔内のにおいの元や汚れを洗い流し、口臭を抑制する働きがあるため、元々のコーヒーの臭いと共に、口臭を引き起こしてしまいます。
対策としては、舌に付着したコーヒー成分を洗い流すこと。口に水を含んで、口の天井に舌をこすりつけるなどして洗えば問題ありません。歯ブラシで舌を磨くのも効果的。
・胃が荒れる
コーヒーの消化液の分泌促進は、行き過ぎると胃が荒れる原因となってしまいます。
空腹時など胃が空っぽの状態で飲むのは避けましょう。食後でも過剰摂取は気を付けましょう。
・睡眠の質の悪化
カフェインの覚せい効果は、昼間ならば効果的なものですが、睡眠時には睡眠の質の低下を招きます。
カフェインは、6~7時間は体内に多く残り、完全に消えるまで15時間ほどと言われています。
最低でも、睡眠の6~7時間前からは飲まないことを意識しましょう。
何事もほどほどが大事
コーヒーは、目が覚めるとか、身体に悪いという話はよく聞きますが、ここまでいろんな効果があるとは驚きではないでしょうか?
摂取の仕方によっては、身体にとって害ともなりえますが、、味方ともなりえます。
適正な摂取量、摂取のタイミング、を見極めてうまく付き合っていけるといいですね。
何事もやりすぎはよくない。コーヒーは嗜好品なので、楽しみながら飲みましょう。
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