「いつもやる気が出ないあなたへ」集中力を生み出す習慣と環境づくりはコチラです。
仕事をしていると、「集中できるとき」と「全く集中できない時」ってありますよね。
最近では、自宅や、カフェ、コワーキングスペースなど職場以外で仕事をする人も多く、そういう人たちは、よりそのように感じているかもしれません。
集中したい時に、すぐさまやる気を出せたらいいのですが、人間そううまくもきません。
少しでも「やる気」「集中力」をコントロールできるようになるコツを紹介していきます。
見出し
やらないことを決める
人間の脳は新しいもの好きであり、継続した同じものよりも、新しくて変わったものに興味が惹かれてしまいます。
そしていったん興味を持ってしまうと、興味ある事を我慢するのは難しく、なかなか集中しなおすことが出来ません。
もし、そして集中しなければいけないものが「自分の嫌いなもの」であった場合、集中力とはいとも簡単に切れてしまいます。
そうならないために、周囲の「楽しそうなモノ」、「興味をひかれそうなもの」を事前に排除してしまいます。
マンガ本やゲームは見えないところに隠す
自宅などで作業していると、マンガ本やゲームが物凄く誘惑になります。つい手が伸びてしまうんですよね。
目につくと、気になってしまうので視界から排除します。
スマホの電源を切って、近くに置かない
スマホはとても便利ですが、多くの時間を奪います。
ネットサーフィンもできるし、漫画も読める、動画も見れる、ゲームもできる、メールやSNSなどの通知が来ると、つい開いてしまう。
手元にないと不安になってしまいますが、それはもはや依存症です。
「手元にないと不安」というのがすでにスマホに執着していて、集中力が阻害されています。
集中力が必要な時は思い切って、スマホを手放す習慣を身に着けてみるとよいです。
パソコンはオフラインで作業する
パソコンで作業していると、ついついネットサーフィンをしてしまっていませんか?
気になるリンクを次から次へとクリックして、気付いたら1時間たっていた・・・なんてこともしばしば。
YouTubeも危険です。1度開いたらダラダラと見続けてしまい、なかなか閉じることが出来ません。
もし、オフラインで出来る作業ならば、ネット回線を切ってしまうことで余計ものに時間を取られることがありません。
最優先の仕事以外に手を付けない
人間の脳は、いちどに複数のコトを考えるのは苦手です。
アレもコレもと手を付けると、気が散って集中できません。
たまにマルチタスクを得意と豪語している人がいますが、本来の脳の構造から言うとひとつの作業に没頭したほうが、効率が良く、高い成果が得られます。
最優先の仕事を見極め、ほかの仕事はいったんおいておきましょう。
そのほうが良い結果に結びつきます。
必要なモノはすべて用意しておく
せっかく作業に集中していたのに、準備が足りなかったが為に作業を進められなくては意味がありません。
必要なものを用意しに行ったり、買いに行ったりしているうちに、ほかのモノに興味惹かれ、作業に集中できなくなることもあります。
ただ、人間の集中力はおよそ90分ほどしか持たないともいわれています。
どうしても集中力が続かない時は、一度立ち上がったり、散歩したり、気分転換するのも有効な手ですね。
ノイズをシャットアウト
マンガやスマホ、ネット環境などは、「視覚」から集中を阻害します。
視覚と同じくらい重要なのが、「音」です。
まわりの雑音があると、気が散って集中でなくなりますね。
ただ、人によって全くの無音より少し雑音がある方が集中できる人もいます。
穏やかな音楽の流れているカフェや、ヘッドフォンで音楽を聴きながらなど、
私の場合は、全くの無音よりも何かしら周囲の音か、音楽を聴きながらというのが集中できます。
静かなカフェなどが一番集中できますね。
ただ、同じ店内に大声でおしゃべりするような人がいると、気が散って全く集中できません。
そんな時は、我慢してもイライラするだけなのですぐさま店を変えます。
自分の一番集中できる状態を見極めてみるとよいですね。
ここぞという時間を決める
集中するときには、「時間」を決めるのはとても有効です。
たとえば、60分と決めたらその間は、邪魔なものすべてをシャットアウトし集中します。
もちろん60分だけでなく、時間の制限を設けることなく、もっと長い時間作業出来たほうが良いように思いますが、なかなかそうはいきません。
人間は先の見えないことは、なかなか集中し続けられないんです。
あえて制限を設けることで、「60分ならば頑張ろう!!」という気持ちで集中力がより高まります。
そんな風に時間を決めて集中力を高める仕事術に「ポモドーロ」という方法があります。
達成目標を定める
制限時間を設ける事と似てるいますが、「ここまでやったらOK」という達成目標を定めると集中力が高まります。
人間は自分で設定した目標をなんとか達成しようとする性質があります。
少し疲れていても、集中力が途切れ始めていても、「ここまでやる!!」と決めた目標があれば、頑張れますよね。
漠然と作業し続けるよりも、目標を設定し、それをひとつひとつ達成していく方が集中力を保ち続けられるわけです。
目標と言っても、壮大なモノである必要はありません。
小さな目標でかまわないので、ひとつひとつクリアしていくことが大事。
まずは行動することで集中力が高まる
「やる気がでなくてなかなか作業に取り掛かれないんだよね」ということって結構ありますよね。
むしろそんなことばかりです。
ただ、それは脳の自然な反応なんです。あなただけでなく、誰でもそうです。
人間の脳は、「行動をし始めるとやる気がでるようになっているんです。
ということは、「やりたくないな~」と思ってダラダラしている限り、永遠にやる気はでないというわけです。
しかし逆に考えると、一番最初の重い腰をなんとかあげさえすれば、やる気はでるということ。
重い腰を上げるためには?
全て事前に準備しておく
重い腰をあげて、作業に取り掛かるために「作業に取り掛かるハードルをさげる」ことが効果的です。
その為には、作業に取り掛かる前に全て準備しておきます。
- どんな作業をするのか決める
- どこまでやるのかも決めておく
- 段取りも全て決めておく
- 必要な道具をすべてデスクに並べておく
作業に取り掛かろうとしてから、これらをすべて決めていては、面倒でなかなか取り掛かれません。
そして、これらの事前準備もやる気のあるうちにやっておきます。
たとえば、前日の仕事の一番最後に、次の日の仕事の準備をすべて整えておきます。
ようするに、
「準備→作業→終わり」
ではなく、
「作業→準備→終わり」
というながれにします。
必ず次の作業が取り掛かりやすい状態に準備してから、作業を終えます。
すると次の作業は、余計なことを考えずに作業に取り掛かるだけになり、ハードルはグンと下がります。
やる気スイッチを見つける
人によって、やる気の出るスイッチがあります。
- テンションの上がる曲を聴く
- 一杯のコーヒーを飲む
- 偉人の名言を見る
- 外の空気を吸う
- 散歩(運動)をする
仕事に集中するときは、音楽を聴いて、コーヒーを飲むなど、
自分のやる気スイッチを設定しておくと、気分を切り替えられ、やる気を出しやすくなります。
よく一流のアスリートが、試合前のルーティンを大事にしているという話を聞きますよね。
イチローが試合前のウォーミングアップは毎回同じ手順でおこなっていたり、バッターサークルに入るときの足も決まっていたり、、
精神(集中力)を意図的に操作することは難しいですが、行動によって変化させる事はできます。
決められた手順をひとつひとつ辿っていくことで、自然と集中力が最高潮に高まるそうです。
目の疲労を抑える
集中していると一点をじっと見つめていますよね。これは脳が一番集中力が発揮できる状態です。
昨日の出来事を思い出そうとするときには、自然と目線が上方を向きますよね。
迷いが生じたりうろたえているときには、目線が泳いだりします。
それは目の機能と、脳の機能は非常に強く関係しているためですね。
脳の状態が、目の動きに反映されるということは、目の動きをコントロールすれば脳の状態にも反映されるということ。
目線が「一点集中」出来ているときは、脳も集中して活動できています。
しかし、「一点集中」していると、眼精疲労や乾燥により、一点を見続けるのが困難になってきます。
すると自然と目線が動くため、脳の集中力も落ちてくるわけですね。
目の疲労や乾燥を予防することも、集中力アップさせるためにとても効果的です。
目が疲れてくると、同時に集中力も減退してきます。
脳を活性化させる
どれだけ集中しやすい環境を整えようとも、脳が集中できる状態になければ意味がありません。
睡眠はしっかりと取り、脳の血流が良好で、栄養も行き届き、 やる気を出すドーパミンや、気分を落ち着けるセロトニンといった脳内物質がスムーズに分泌されないといけません。
その為に、水分補給、ビタミンB群、DHA
といった栄養素の補給が、脳の集中力向上の助けとなります。
ついネガティブな気持ちになってしまう、脳がぼんやりして集中できないという人は、ぜひお試しください。
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