行き詰まった時こそ得るより捨てるコト。余計なもの見極めることこそ幸せへの近道。
仕事、人間関係、プライベート、これらが充実していると実感して過ごしている人はどれだけいるのでしょうか?
充実の実感が得られない、「何かがうまくいかない時」、多くの人はうまくいかない理由である「何か」を埋めようと努力します。
向上心を持って努力するのはとても良いことですが、そのなにかを得ようとする気持ちが先走ってしまうがために、本来の目的が見えなくなっていませんか?
行き詰まったときこそ、いったん足を止めて、身の回りを取捨選択する必要があります。
無意識を疑ってみる
人間の行動のおよそ9割は無意識で形成されている、といわれています。
意識の及ばない部分からの影響がとても大きいということですね。
本人はそのつもりでなくとも、影響を受けたり、影響を与えたりし、気付かないうちに自分の意識とは反対方向に人生が進んでしまっていることがあります。
をれを食い止めるためには、日常の無意識を疑ってみましょう。
普段なんの疑いも持たず行っていることは、自分の望むことなのか?
なんとなく空虚な毎日を過ごしていないか?
自身が唯一持つ1割の意識を強く意識するコトで、残りの9割の無意識を徐々に変化させていくことが出来ます。
その気遣い必要ですか?
周囲の人に気を遣っていてばかりでは、自分の本来の目的がわからなくなってしまいます。
まわりを気にしすぎるあまり、誰のための人生なのかわからないという本末転倒な人は結構いるものです。
伝えなけらば行けな自分の意思はしっかり伝えなければいけません。「出来ないことはできない」と「やりたいことをやりたい」と伝える場面も必要です。
周囲の人への感謝の気持ちは忘れてはいけませんが、自分の意思をはっきりと持つことが大事です。
その買い物必要ですか?
その時の気分で衝動買いしてしまっていませんか?
買うものは身の回りの形成します。
着る服、身に着けるもの、部屋のインテリア、食べるもの。
時々衝動的に買いたくなることはありますが、あまりにも無計画に買い物をしていると、身の回りが雑然としてきます。
目的にそぐわない、自分の意思をぼやけさせるモノによって、自分の人生を形成させられてしまいます。
周囲の環境というのはものすごいエネルギーをもっているので、自分で努力しようと思っても、雑然とした環境に引っ張られてしまいます。
その情報必要ですか?
暇さえあればついスマホを開いていませんか?
SNSやニュースアプリ等は、いろいろな情報に触れられて便利なものですが、使い方によっては人生の大切な時間の多くを浪費してしまいます。
しかも自分で開かなくとも、通知機能という便利すぎる機能によって、勝手に情報が入ってくるわけです。
人間の脳は一見制限のないように思えますが、容量や一度に考えられることには限りがあります。
本来不必要である情報に容量や、意識をさいてしまえば、今やるべき事柄への意識が薄れてしまいます。
自分がもっとも大切とすることに、最大のパフォーマンスをもって集中できなくなってしまうんです。
有名な話でいうと、あのスティ-ブ・ジョブズは毎日同じ服を着ています。黒のタートルネックにジーンズですね。
それにはしっかりとした理由があり、一番集中すべき仕事、以外の無駄なことに意識を使いたくないから。とのこと。
余計な情報が増える、余計な選択肢が増えるということは、一見すると実体がなく、なにも悪いことなどないように思えますが、実は脳の消耗に繋がっているんです。
スティ-ブ・ジョブズほど、過敏にならなくてもいいかもしれませんが、
自分に必要なものと、不必要なものを考えてみるくらいはしてもいいかもしれません。
その生活はあなたの為になっている?
普段何気なく行っている行動、習慣。
忙しかったり、ストレスに晒され続けるとなかなか振り返ることが出来なかったりします。
疲れた、もう寝たい、何もしたくない、後回しでいいや、
そうこうしているうちに、ズルズルと時がたち、状況は悪くなる一方です。
行動は、習慣となり、それが人生となります。
いま何気なく行っていることが、どのように自分を形成していくのか?
自分を形成するのは、過去でも未来でもありません。今していることの継続、そして延長でしかありません。
いまの自分の生活に行き詰まりを感じていたら、少し立ち止まり、何気ない日常こそ目を向けてみるのもいいかもしれませんよ。
行き詰まっているときは、目の前の壁にばかり威⒮キが行きがちです。
立ち直るきっかけは目先の出来事ではなく、意識の外の何気ない日常にあるかもしれません。
余計なモノを捨てる
気持ち、モノ、情報、行動。
その時は何が必要ないのかがはっきりとは区別できないかもしれません。
そんな時は、
- 自分が心地よいと感じるもの
- 単純に好きなもの
- 成長につながると感じること
- 信用できる人の言葉を参考にする
などを基準にして取捨選択してみるとよいでしょう。
以上をふまえ、「多くを得る」のではなく、「余計なものを捨てる」を意識してみましょう。
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