世界幸福度ランキング46位の日本に生まれたあなた。幸せですか?
あなたはいま「幸せ」ですか?
自信を持って「幸せ」だと言い切れますか?
おそらくそう言い切れる人は、そこまでは多くないことと思います。
世界158ヶ国を対象とした、「世界幸福度ランキング」というものがあるんですが、
1位、スイス
2位、アイスランド
3位、デンマーク
と、北欧の国々が上位を独占しています。
この調査は、評価の対象となる変数を、
●国民1人当りの実質GDP(国民総生産)
●社会保障
●健康寿命
●人生選択の自由度
●寛容度
●汚職度
●政治的自由度
などとして割り出し、各国の幸福度としているとのこと。
北欧諸国は、社会保障がしっかりしていて、労働時間も短い。
仮に病気になったとしても、医療費はタダ、病気で働けなくなろうとも収入は保証されている。
日本と比べ、税金が高額であるということもありますが、日々の生活に不安やストレスが圧倒的に少ないことが幸福であることに繋がっているのではないでしょうか。
そんな中で日本の順位は、46位。
モノにあふれ、平和であり、豊かな国、日本。
それなのに、これほど幸福度が低いのはなぜなんでしょうか。
これほど豊かな日本の幸福度が低いのは?
学校教育が幸せを遠ざける
日本の学校教育とは、みんなの輪から外れること、他者と違うことを悪とする風潮があります。
毎日学校に通い、みんなと同じように授業を受け、みんなと同じように行動をし、みんなと同じ考えを持たなければいけない。そこから外れると、ダメだと怒られる、非難の的になる、嘲笑の対象となる。
そんな空気が蔓延している学校生活がすごく嫌でした。
僕はそうならないよう、周りに合わせ、平凡な学生生活を送っていましたが、なんとも言えぬ違和感を感じて過ごしていました。
当時は学校とはそういうものだと思い、その違和感の原因がはっきりとはわかりませんでしたが、いま思い返してみると、学校内に蔓延していた「強制的に同調させる風習」によるものだと感じています。
それは学校に限らず、私生活においてもそう。
「みんなやってるから」、「世間体が」、「周りの目が」、自分の考えを持つことより、他人の考えを優先することをよしとする。
ある意味気遣いとも言えますが、日本のそれは行き過ぎていると感じます。
周りに過剰に気を使いすぎ、そうするのが正しいと思い込み、自分では気づかぬうちに、自身の幸福度を低下させている。
日本の教育とは、自分の幸せを追い求めることを妨げているように感じます。
失敗が許されない日本
日本という国は、「失敗すること」に対して、非常に敏感で、過剰なまでに風当たりが厳しいです。
例えば、職場環境がよくない、もしくは更なるスキルアップの為、転職する。
職場、職種を変えるという選択を、いまだに「挫折」ととらえる人は数多くいます。
誰しもが、一度目の就職で自分に最もふさわしい会社に就職できるとは限りません。
多少の厳しさやつらさで、すぐにあきらめてしまうのはもちろんよくないでしょうが、現在の環境の先に自分の求めるモノがなければ、転職するという選択も当然「有り」だと思います。
もちろん、次の仕事へ生かせる技能、知識、経験が身に付けられる環境であれば、身に着けた後にという前提のもと。
または、将来は起業すると初めから決意をしている人や、就職したのち、自分で事業を起こしたいと考える人もいます。
そんな自分の夢、成し遂げたい目標を追い求めて起業する人は、素晴らしい。もっと称賛されるべきだと思います。
もちろん起業も、勝算なく無計画のまま始めるのは無謀としか言えませんが。
起業文化が根ざす、中東のイスラエルなどでは、事業の2度3度の失敗など当たり前だと言います。
むしろ、より多くの経験を積んだと称えられるそうです。中には数十回事業をやり直す猛者もいるほど。
「失敗」とは、うまくいかなかったこと、つまずくことではないです。
うまくいかなかったことを次に生かそうと考えなかったことが「失敗」です。
「発明王」と称される、かの有名な「トーマス・エジソン」はこう言います。
「私は失敗したことがない。
ただ、一万通りの、うまくいかない方法を
見つけただけだ」
まさにその通り。物事は捉え方ひとつで、全く違った見方になりますね。
自分の心の声に耳を傾けること
日本人は、他者と同じであることに特に喜びや安心感を覚えるといいます。
周りと違う行動をとっていないか、周りと違う意見を言っていないか、もしかしたら自分一人だけなんじゃないか。
協調性は大事ですが、人間みんな人それぞれです。
規律は大事ですが、その規律は本当に正しいですか?
常識って正しいんですか?常識や一般的という言葉を疑ったことはありますか?
周りの目ではなく、自分の心の声に耳を傾けてみることも必要な事であると思います。
世の中にはには幸も不幸もない、
ただ、考え方でどうにもなるのだ
-ウィリアム・シェイクスピア-
それではまた!
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