食後の強烈な眠気を抑える為の8つの方法
仕事をしていて、昼食後13時~15時前後に猛烈な睡魔に襲われるというのは、多くの人が経験ある事ではないでしょうか?
自分でどれだけ気を張っていても、その睡魔にはなかなか勝てるものではありません。
しかし、普段の生活を少し気を付けるだけで、その睡魔を軽減出来る方法があるのはご存知でしょうか?
そんな昼食後の眠気撃退法の紹介です。
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昼食後の眠気撃退方法
食事中の水分を抑える
食後の睡魔の原因として、食事中の水分補給が関係しています。
食事中に水分を取りすぎると、その分胃酸が薄まってしまいます。胃酸が薄まると食べ物の消化が遅れ、それを分解する為に小腸でもたくさんの酵素が使われます。
その結果内臓に負担がかかり、インスリンの分泌も乱れ、脳に血液が届きにくくなり、睡魔に襲われてしまいます。
食事中の水分はなるべく抑え、それでも喉が渇いたら、咀嚼数を多くすることで唾液分泌を促す、汁物で喉を潤すなどが効果的です。
食べ過ぎない
食べ過ぎも食後の眠気の原因となります。
食べ物を消化する作業は思っている以上に重労働で、胃腸だけではなく、体内の消化酵素がフル活動で消化にあたります。そのため満腹まで食べた後には、より強烈に眠気が襲ってきます。
食事中にはよく噛んで、消化しやすい形にして飲み込むことで、満腹感も得られやすく、食べ過ぎを防ぐことができます。
また食後のデザートが欠かせない人もいると思いますが、それは血糖値を大きく増大させる原因となります。
時々ならばまだしも、食べ過ぎには注意しましょう。
低グリセミック指数食品を食べる
食後の眠気は、血糖値の上昇と下降により引き起こされます。
ということは、食事による血糖値の上昇をなるべく抑えることで眠気を最低限まで抑えることが出来ます。
そんな食べても血糖値が上がりにくい食品を「低グリセミック指数食品」と呼びます。
炭水化物や糖質を避ける
先ほどの「低グリセミック指数食品」の説明と類似しまうが、炭水化物や糖質の摂取は血糖値を大きく上昇させます。
食事の際には意識的に、ご飯を少なめにしたり、思い切ってご飯を抜く。ご飯だけでなく、うどんやパスタなどにも含まれるので気を付ける。
もしくは、ご飯でお腹をいっぱいにせず、タンパク質や野菜類、果物を多めに摂取するようにするといいですね。
日頃から炭水化物や糖質を摂取するのが習慣となっている人には、なかなかなじめないかもしれませんが、慣れてくると次第に頭が冴えていき、ボーっとすることなくスッキリと過ごせるのが実感できます。
朝か昼ご飯を抜く
体調や体質、その人の生活リズムなどにもよりますが、朝ごはんか昼ごはんを抜くことは、食後の眠気や体力の消耗を防ぐ効果があります。
特に朝ごはんと昼ごはんの間隔が2~3時間くらいしかないような場合には特に有効です。
なぜなら食事と食事の間隔が短いと、前回の食事を消化しきれないまま次の食事をとってしまうこととなり、消化器官はずっとフル活動状態となってしまいます。その結果負担が大きく、体力の消耗や食後の睡魔へとつながる為です。
食べ物によって消化までにかかる時間は違います。
果物や野菜ならば、30~60分。ご飯やパン、うどんならば2~3時間。肉や魚などの脂肪分に限っては、12時間以上もかかってしまいます。
自分自身の体調や、食べた物の消化のペースを考えて、一食抜いたり、食べるものを消化の良い軽めのものにしたりすると、体力の消耗も抑えられ、スムーズに消化、排泄を行うことが出来ます。
昼食後の昼寝
昼食後に眠くなったり、集中力が低下したりするというのは、気を付けて対策をしていてもなかなか避けられないことです。それならばいっそ、眠ってしまいましょう。
昼食後に15~30分程度の睡眠をとることは、午後のパフォーマンスアップに大きく貢献します。
昼食後の30分の仮眠は、一晩の睡眠にも匹敵するといわれていて、多くの企業や、学校でも取り入れられています。その効果が実証されているんですね。
多忙な人が、夜の睡眠時間をしっかりと確保できなかった場合などにも有効な手です。
ただ30分を過ぎてしまうと、深い眠りに入ってしまう為、起きるのが辛くなり身体がだるくなりますので気を付けてください。
昼寝前にカフェイン摂取
特に眠気がひどい時には、昼寝前カフェインを摂取するとよいでしょう。
カフェインの覚醒効果は、摂取してからおよそ30分後に効き始めます。
つまり、昼寝に入る直前にカフェインを摂取することで、寝ざめとカフェインの効き目をちょうど合わせることができ、より効果的です。
眠くなる仕事を入れない
そもそも事務作業や、単純作業というのは、集中力が途切れやすく、睡魔にも襲われやすくなります。
手っ取り早いのは、昼食後の眠くなるとわかっている時間帯に、眠くなる仕事を持ち込まないことです。
これは職種にもよりますが、外回りの仕事だったり、自分が眠くならずに集中して取り組める仕事を持ってくるのも一つの手ですね。
まとめ
たかが、昼食後の眠気くらいと思うかもしれませんが、その眠気があなたの生産性を大きく低下させ、人生を損しているとも言えます。
昼食後の眠気を抑えるためには、普段の生活を少しずつ変えていくだけです。
初めは気づかないほどの変化かもしれません、その少しずつの変化がやがて大きな変化となって、大きな成果をもたらしてくれることでしょう。
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