「ダメだ、、自分にはできない」前に進むためには、未来ではなく、過去を振り返るコト
将来が不安、人生がなかなかうまくいかない。
やらなければいけないのはわかっているけど、一歩が踏み出せない。
そんな悩みを抱える人は多いですよね。
その一歩を踏み出すためには、過去を振り返ってみるのもいいかもしれませんよ?
行動するしかないのはわかるけど、、
目標を達成するためには、行動するしかない。
近年はそんな言葉を多く聞く気がします。
それはまさにその通りだと思います。行動しなければ前に進むことができないですからね。
ただ、その行動する為の意志がどうしても持てないっていう人もいますよね。
きっかけは未来ではなく過去にある
自己啓発本などに書かれている目的論を読んでも、なかなか行動できない人は、過去に原因があるかもしれません。
人によっては過去の経験が、一歩踏み出す勇気を阻んでいる可能性があるんです。
トラウマともいえます。
ただ、厄介なのが原因となる過去の経験を本人も忘れてしまっていること。
もしくは、本人の中でもそれが原因なっていると認識できていないコト。
- 親からの愛情が感じられなかった
- 家族仲がギクシャクしていた
- 学校でうまくなじめなかった
- 心から信用できる相手がいなかった
- 深く傷つけられることを言われた
親子関係、兄弟仲、友人関係、学校での生活、そのどれもがトラウマとなっている可能性があります。
現在はそのことについて深く思い出すことはなくとも、心の奥底ではそれがつっかえとなっていませんか?
一歩踏み出せない、自分にはできない、やってもうまくいかない、出来るのは特別な人だけ。
過去の出来事を清算できていなければ、無意識にそんな考えを引き起こしてしまっています。
過去の経験をひとつひとつ思い返し、そこに向き合わなければ、なかなか一歩を踏み出すことはできないでしょう。
意外と自分は自分を知らない
自分のことって知っているようで意外と知らないんですよね。
よく「客観的に自分を見ることが大事」と言いますが、
自分のことっていうのは、結局は「客観的に見れていると思っている主観」でしかないですからね。
そもそもの人間の性質として、1つの出来事をあまり深く考えない人と、深く考えてしまう人がいます。
失敗してもあまり深く考えず、自分のやりたいことに取り組める人は、失敗しても突っ走ることができるでしょう。
ただ、些細なことでもどうしても深く考えてしまい、寝て起きてもモヤモヤが続き、自分の殻に閉じこもってしまう人もいるんです。
そして、そんな普通の人なら気にしないような些細なことまで気になり、深く考えてしまう「HSP」という性質の人がいます。
物事を深く考え込んでしまう「HSP」とは?
「HSP」の人は、普通の人が気にしないようなわずかな事でも深く考えこんだり、意味を求めたりします。
人のわずかな表情を敏感に読み取ったり、周囲を過敏に気にしたりしてしまいます。
そのためHSPの人は、注意深く観察し、順序を立てて自分のペースで動くので、「今すぐ行動しろ!」と言われてもなかなかそうはいきません。
ただ、自分がHSPでもともとそんな風には行動できないんだ、と認識さえすればやり方はいくらでもあります。
そして、過去のうまくいかなかった経験もHSPだからだったんだ。
と、納得することができます。
自分ではあんなに頑張ったのにうまくいかなかった、、と悲観的になるのではなく、
「なぁ~んだっHSPなら仕方ないことだったんじゃん!」と開き直るくらいの気持ちになると、少しラクになりませんか?
自分の性質を客観的に知り、認めることで妙に納得できることがあると思います。
そしてHSPであるからこそ、自分にしかできないことがあるはずだ!
と長所に目を向けることで、自分らしい一歩が踏み出せるようになりませんか?
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