「ダメだ・・不安が頭から離れない」の原因を解消し、前向きに生きる方法

 
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生きていると不安なことってありますよね。
不安になるとマイナスな方向にばかり考えてしまい、なかなか前向きに考えられません。
私も不安になると、なかなか頭から離れず苦労したものです。
 
不安を全く感じない人間はいません。
 誰もが、不安とうまく付き合っていくしかないんです。
 
一度不安になるとなかなか前に進めないネガティブ脳を持つ人の為の、
「不安解消方法」を紹介します。
 

不安は解消しなければ行動できない

人間の脳は一度に複数のコトは考えられません。
パソコンやスマホならば、いちどにたくさんのアプリやソフトを起動して同時進行できますが、人間の脳はそうはいかないんです。
 
いちど大きな不安を抱えてしまうと、脳の大部分を不安が占めてしまうので、他のことが考えられなくなり。新たな一歩が踏み出せなくなってしまいます。
 
不安を抱えたままでは前に進めないので、解消する必要があります。
 
 
 

不安に答えはない

「不安」というのは、
「上手くできるかどうかわからない」
「この選択であっているのかどうかわからない」
 
というような、感情が頭の中でグルグルとまわっているような状態です。
 
そして、この「うまくできるかどうか?」「正しいのかどうか?」
 
という「不安の問いに対する明確な答え」は存在しません。
 
自分自身でもわかりませんし、周りの人たちにもわかりません。
 
 

不安を解消には行動するコト

不安を解消する為には、「不安を感じているコトを解決する」しかありません。
 
不安を感じて解消するまでの方法を大まかに分けると、以下の4つの流れとなります。
 
 
 

不安を感じる

「不安を感じなければいいなぁ」と思うこともありますが、不安を全く感じなくすることはできません。
 
もちろん鈍感な人と、敏感な人で、不安を感じる程度の差はありますが。
 
不安を避けることはできないので、うまく付き合っていかなければいけません。
 
 
 

何が不安なのかを認識する

不安を感じてしまうと、悩んだり、何もしたくなくなったり、マイナスな気持ちになってしまいますよね。
 
そうなってしまった時には、「不安を感じている原因」を明確にします。
 
漠然と「不安だな~」「怖いな~」と思っていても、なかなか解決できません。
 
 
 

不安な気持ちをすりかえる

「不安な気持ち」だとどうしてもネガティブに考えてしまい、行動に移せませんよね。
 
そんな時には、気分転換をして「不安な気持ち」を別の気持ちにすり替えてしまいましょう。
 
  • 映画を見る
  • 信頼できる人に相談する
  • 好きな音楽を聴く
  • 思いっきりスポーツをする
  • カラオケで熱唱する
 
少しでも不安を忘れられることならば何でも構いません。
頭の中を埋め尽くしてたいた「不安な感情」を「楽しい感情」にすり替えてしまうのです。
 
不安な感情をすりかえることでようやく、不安の根本的原因を解消するための行動へ移ることができます。
 
 
 

行動して不安を解消する

頭の中の不安な気持ちをすり替えたら、いよいよ不安の解消のために行動します。
 
人によって不安を感じる場面は様々で、そこを乗り越えなければ根本的な不安が解消されることはないでしょう。
 
  • 大事なプレゼン
  • 就活面談
  • 苦手な人との食事
  • 全国大会出場をかけた大事な試合
  • 失敗できないプロジェクト
 
不安な気持ちを少しでもすり替えることが出来ていれば、落ち着いて臨むことができるはずです。 
 
そのための準備にも前向きに取り組むことができます。
 
そして、始まる前までは不安でとても緊張していても、いざ始まってしまえばあとは一生懸命やるだけ。
 
事前に気持ちを切り替えておくことで、万全な状態で大事な局面を迎えることが出来ます。
 
 

結局答えはない

不安は頭の中でネガティヴな根性がぐるぐると回っている状態なので、こうしたら上手くいくとか、こうしたら正解です、といった答えはありません。
 
本当に解決するならば、行動して、不安の原因に立ち向かわなければなりません。
 
その行動を少しでも前向きに行うために、気分転換して気持ちに余裕を作ったり、誰かに相談して助言をもらい、後押ししてもらうなどの手立てが必要になってくる訳です。
 
不安は感情なので、なかなか実態がつかめません。
自分のなかで処理できない不安は、以上の4つの手順で解消できるという「理論的」に捉えると解決しやすいです。
 
 
 

不安を処理できないのは幼少期体験による

不安の解決方法は上記の4つの手順になりますが、
「不安に強い人」と「不安に弱い人」の違いは幼少期体験にあるといいます。
 
「不安」はいわば、誰でも感じるものであり、避けることが出来ません。
ですが、すぐ気持ちを切り替えられる人と、切り替えられない人は幼少期に「不安の切り替え方法」を学んできたかどうかによります。
 
学ぶというよりも、無意識のうちに身につけられていたかどうかの方が適当かもしれません。
 
幼い時というのは、親をはじめ多くの人に助けられながら生きています。
 
そして、子供が不安で悩んでいたり、泣いていたりすると、「どうしたの?」といって気にかけてくれます。
励ましてくれたり、ご褒美をくれてなんとか泣き止ませてくれたり、、
時には厳しい言葉で「泣いていてもなにも解決しない」ということを教えてくれます。
 
この経験があるかどうかが非常に重要。
 
気にかけてくれる大人に触れあって育ってきた子は、「不安でどうしようもなくなった時の解決方法」を無意識のうちに身に着けています。
 
しかし、そうではない環境で育った人も大勢います。
 
片親で、あまり構ってもらえていなかった、両親の仲が悪く自分の気持ちを吐き出せる環境になかった。兄弟の中で自分だけ構ってもらえなかった。
 
そんな環境で育った子は、「自分の不安」を吐き出すことを悪だと考えます。
「不安」を吐き出しても相手にされない、むしろ邪険に扱われる、「自分が黙っていればいい子だと評価される」
 
「不安である事がダメなこと」ではなく。「不安を抱えても我慢しているのが価値がある事」
 
という価値観のまま大人になってしまいます。
 
幼少期体験とは非常に強い影響力を持っていて、20代30代になっても、そのままの価値観に縛られている人は非常に多いものです。
 
 
 

不安を処理できない人の解決方法

正常な環境で育った人は、上記4つの手順で不安が解決されるということを無意識に知っています。
 
もしあなたが、不安に非常に弱く、大きな不安があると何日も何カ月も引きづってしまうようであれば、気分の切り替えがなかなかうまくいかないことでしょう。
 
 
 

気分転換しても意味がないという人

「気分転換しても意味がない」という人が結構います。
 
以前は私自身もそうでしたが、「そんなことで不安が解消されたら苦労しない!!」という考えを持っています。
 
根底にそんな考えがあると、いつまでたっても不安や脅迫感にさいなまれ、気分が全くすぐれないんですよね。
 
朝起きたら、気持ちがどんより、寝る前も疲労でぐったり、遊んでいても不安が付きまとう。
いうなれば、ずっと曇りや雨の日が続き、快晴の日が一日もないような状態です。
 
そんな人は、何が自分を不安にさせているのかもわからず、その不安を解消すする手立てもなく、がむしゃらにもがいているようなもの。
 
それは、先ほどの幼少期の時からの「不安を抱え込んでしまう」価値観のせいです。
 
そんな気持ちに覚えがある人は、自分の価値観を変えていかなければなりません。
 
 
 

不安な気持ちをうまく切り替えるためには?

 
どうしても不安が頭から離れない人は、
 
何が不安なのかを認識する
不安な気持ちをすりかえる
 
が、うまくできていない傾向にあります。
そういう人は以下の方法を使います。
 
 

不安な気持ちを毎日書き出す

一日の中で、不安に感じたこと、悩んだことを、箇条書きでかまわないのですべて書き出します。
 
次に、一日の中でポジティブに感じたこと、楽しかったこと、嬉しいこと、心地よいことを書きだします。
 
さらに、不安にたいして「こうしたらいいんじゃないか」「こうすれば少しは不安が薄れるかも?」という解決策を書いてみます。
 
これを毎日続けていきます。
 
毎日続けることが大事なので、あまり肩ひじ張らず気楽に、思いつくがままに書きましょう。他人に見せるものでもありませんしね。
 
これを2~3か月続けいくことで、自分が心の中でどう思っているのかがわかるようになってきて、それに対する解決策も見えてきます。
 
いままで漠然とした不安に押しつぶされていたのが、段々と前向きに考えられるようになってきます。
 
 

気分転換の方法を身に着ける

「気分転換をしても不安から逃れられない人」は、気分転換の方法を学ぶ必要があります。
 
自分にとって「少しでも不安を忘れられること」を考えてみましょう。
 
大事なのが「それをしている間は不安なことが頭の中に浮かばない」くらい夢中になれること。
 
たとえ、すぐに気分を切り替えられなくても、10分や20分でも忘れられることが必要です。
 
わずかでも自分の中の不安を取り除けたという事実を認識して、前向きにとらえましょう。
 
 
またすぐに不安に襲われたとしても、一瞬でも不安を取り除けたということに意味があります。
 
その繰り返しで、徐々に不安とうまく付き合えるようになっていきます。
 
 
 

不安に打ち勝ち自分の望む人生を

世の中はどんどん便利になっていますが、うつ病等の「精神障害」に悩まされる人は年々増加し問題視されています。
近年ではようやく労働環境の見直しなどが行われ始めていますが、正直そこまで効果はないでしょう。
 
そう簡単にはかわりません。
 
それならば、自分で予防していくしかありませんね。
 
不安をうまく解消できないというのは、もはや「うつ病予備軍」と言っても過言ではないでしょう。
 
発散できずにため込んでしまっては、悪くなる一方ですから。
 
どうしても気分を変えることが出来なければ、仕事を変えたり、休職したり、環境を変えるのも一つの手です。
 
生き方は人それぞれですから、自分にあった生き方を選択していいんです。
 
大切な人生ですのでどうか取り返しのつかないことになる前に、改善していってほしいと思います。
 

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