早起きしたければ、極端に変えること。
日本では昔から「早起きは三文の徳」という諺がありますが、
日本だけでなく、世界を見ても早朝の時間というのは最もクリエイティブで、大切にするべき時間だといわれています。
あのスティーブ・ジョブズやオバマ大統領、マイケル・ジョーダンを初め、世界をまたにかけ活躍する偉大なる人たちは総じて早起きだといわれています。
また、ある研究者によると、「早起きを習慣とする人は、物事を長期的に考えられ、自分をコントロールし、それが本人の自信につながっていく」と述べられています。
このように、早起きすることは日本だけでなく世界中で重要視され、そのメリットは言うまでもないでしょう。
そんな朝方人間へと切り替えるための方法をご紹介します。
見出し
変えるときは思い切って変える
早起きの習慣に変えようとする人によく見られれるのが、起きる時間を少しずつ早めていくという人。
「明日からアラームを15分早く設定しよう!」それができたら「さらに15分早くしよう!」
いや、いいんですけどね。それで起きれる人もいるかとは思います。
しかし、多くの人はうまくいかないことでしょう。僕自身もこの方法でうまくいきませんでした。
朝が苦手な人は特にですが、目覚めた直後というのは、思考力がかなり低下しています。意志も弱くなっています。
そんな状態でアラームを15分早く設定したところで、「いつもより早いし、もう少し寝ても遅刻はしないな・・・」、そんな考えに陥り二度寝をしてしまいます。
本当に早起きしたいと思ったら、15分や30分なんてチマチマせずに、思い切って1時間、2時間と劇的に早めたほうが、うまくいきます。
就寝時間を早くする
いつも25時に寝て、朝の8時に起きるという生活スタイルの人がいたとして、、、
早起きに切り替えようと思って、単純にアラームの設定時間を6時にしたからといって、スムーズに起きることなどできません。さらには昼間にものすごい睡魔に見舞われることは確実です。
今形成されている体内リズムを作り直すというのは。それだけ大変なことです。
早起きの生活スタイルに変えるためには、まずは「早く寝ること」です。
先ほどの25時~8時という睡眠という人が、朝6時に起きようと思ったら、23時には寝るという生活リズムに切り替えます。
早く寝たからと言って、次の日には6時に起きれるとは限りません。その人の身体はすでに8時に起きるという習慣が身についているからです。
しかし、そんな生活を2週間も続けていると、だんだんと6時に起きるのが苦ではなくなってきます。さらに続けていると、アラームがなくとも自然と6時には目が覚めるようになってきます。
身体が23時~6時という生活リズムに変化してきたんですね。
生活を切り変えた初めのころは、早く寝たのに早く起きれないというところに、「時間の無駄」を感じてしまう人もいるでしょう。しかし、続けていれば必ず起きれるようになります。
その変化の過程を受け入れられるかどうかは、あなた次第です。
ちなみにこの生活リズムの変化は僕自身のものであり、今では生活リズムを切り替えてよかったな実感していますし、もっと早起きにしたいとすら思います。
早起きしたら外に出てみる
せっかく早起きしたのだから、早起きしなければ体験できないことをしてみると良いでしょう。
早朝の外の空気というのはとても気持ちの良いものです。
優しく差し込む日差し、透き通った空気、穏やかで静寂な風景。普段過ごす日常とはまた違った雰囲気を味わえてとても気持ちの良い時間です。
外に出なくとも、部屋の窓を全開にしてみてもその雰囲気は味わえます。
なんだか幼い頃、夏休みに早起きして近所の子たちと集まってラジオ体操をしたのを思い出します。
普段経験しない朝の空気感により、そんなノスタルジックな思い出に浸ることもあるでしょう。
早起きする為の理由
早く起きることに目的を設定する事は、早起きの生活スタイルへと切り替えるためにとても重要なことです。
「もし早く起きれたらやろう」「早く起きれるといいな、、」
この程度の気持ちでは、早起きに切り替えることなど、まずできません。早く起きることによるメリットというのがとても大事です。
・いつも忙しくてできなかった勉強の時間にしよう!
・早朝の運動を日課にしたい
・早く起きて自分の好きなことをする趣味の時間にする
・お気に入りのカフェのモーニングを食べに行ってみたい
理由は何でもいいんです。近年では朝の時間を利用して、生産的な人生を生きようというブームがあるので、少し調べてみると、色んな事ができるようです。
早起きの生活スタイルに変わることが出来たらやってみたいことを、自分の中で決めてみましょう。
起きてからやること事前に決める
たとえ、自分でやりたいことがあったとしても、具体的なプランがないと「あぁ~眠い、、今日はいいや」と睡魔に負けてしまいます。
人間は根本的に、意味がない事や興味のない事はしません。頭で早起きしたいと思っていても、寝起き直後はその頭が働かないわけですから、睡眠欲という本能に勝てるわけがないのです。
それならば、あらかじめ何時に起きて、コレとコレとコレをするとすべての段取りとやる事を決めておくことです。それならば目が覚めてから頭で考える必要はありません。
目が覚めたら、あらかじめ決めておいた目標に突き進むだけ!!これが早起きの心得です。
気持ちが違う
劇的に早くする事で、気持ちの入り方が違ってきます。
何度も言うように、目覚めた直後は考える力など皆無です。そうなると起きれるかどうかは気持ちや意志の強さが重要になってきます。
徐々に起きる時間を早める方法を実行しようと思い、15分早く起きたとしても、その15分で何ができるでしょうか?おそらく眠い、しんどい、、そんな気持ちのままボーっと過ごして終わりではないでしょうか?
しかし、頑張って1時間早く起きると色んなことが出来ます。それこそ早く起きることのメリットが十分に感じることが出来るわけです。
意味もなく15分早く起き続けるのと、頑張って1時間早く起き、自分の好きなことに時間を使うのと、あなたはどちらを選びますか?
起きれない日だってある
早起きの生活に切り替えて当然ながらどうしても起きれない日はあります。
お酒が入っていたり、疲れがたまっていたり、寝るのがどうしても遅くなったり。
そんなときに、自分を責めないことです。せっかく早起きの生活リズムが習慣化してきたのにと、、、
人間ですから予定通りいかないことは必ずあります。そんな時は明日こそは早く寝て、しっかり早起きしようと心に決めて、気持ちを切り替えましょう。
人間は本来、朝方人間である
人間とは本来、日が昇るのとともに活動を開始し、日が暮れると床に着きます。これが本来の人間の持つ生活リズムです。
これが深夜遅くまで起きていたりというのは、人類史でいうと本当にごく最近のことです。
今までは夜遅くまでクタクタになりながら、働くことが美徳とされ、どれだけ忙しく長い時間働いたかを自慢する人も多かったように思います。
しかし、現代においては生産性や時間効率が重要視され、意味もなく残業をし、非生産的な長時間労働は排除しようという風潮がチラホラ見られるようになってきました。
早朝の6時から営業開始をするカフェというのも増えてきていますしね。
変化の時期というのは、いろんな摩擦や弊害が生じるものですが、これからはどのように変化していくのが楽しみです。
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