低体温は不調のサイン!?基礎体温を上げるべきメリット
人間は、体温が1度下がると代謝が10~20%、免疫力が30%以上低下するといわれています。
体温が下がり血流が悪くなると、免疫機能をもつ白血球が体内をめぐることが出来なくなるためですね。
体温が35.5℃を下回ると、自律神経の機能が乱れ、内臓の働きが低下したり、発汗や排尿の機能も低下し身体の不要物が排出されづらくなります。
さらに体温が35℃を下回ると、アレルギー症状が出やすくなりガン細胞が最も増殖するとも言われています。
反対に、基礎体温を上げることが出来れば身体の免疫力が強くなり、健康な状態が維持できるということ。
見出し
現代人は低体温?
50年前の日本人と比べ、現代の日本人は平熱が低くなっているようです。
50年前の平均は36.89度、現代の平均は36.20度。
現代の日本人は確実に基礎体温は下がっていて、同時に免疫力も低下しているということ。
なぜこんなに基礎体温が低下してしまったのか?
低体温は運動不足によるもの
現代人の基礎体温が低下してしまったのは、筋肉量の低下によるもと考えられます。
50年前と比べると考えられないくらい便利になった世の中ですが、便利になるということは人間が自ら身体を動かす機会が減ったということ。
交通機関の発達はもちろんですが、家事も自動で行ってくれたり、仕事もパソコンやスマホで事足りる。買い物もネットで注文すれば家まで届けてくれる。
便利でありがたい世の中ですが、自ら動く機会は明らかに減ったのではないでしょうか?
現代人の悩みの多くは体温上昇で解消
現代人が抱える悩みの多くは、基礎体温を上げることで解消されるといっても過言ではありません。
世の中には色々な健康法や、身体に良い食品、グッズなどがあふれています。
いったい何をやったらいいんだという人は、まず体温を上げることを意識してみてはいかがでしょうか?
それが本来の人間のもつ生体機能の回復につながります。
基礎体温を上げた方が良いメリット
免疫力アップ
体温が1度上がることで免疫力が30%上がります。
現代の低体温の人は病気に弱いですが、日頃から基礎体温アップを心がけている人は、そうでない人よりもはるかに病気やがんに強いと言えます。
ストレスにも強くなる
更には、体温アップにより全身の血流が改善され、ストレスによる細胞ダメージの回復にも効果があります。
体温上昇でストレスに悩まされることも少なくなるというわけです。
太りにくくなる
体温が1度上がると、基礎代謝もおよそ12~15%上昇します。
つまり、基礎体温が高い人のほうが同じ食事をして同じ生活をしていても、消費エネルギーが高いことになります。
エネルギー消費が高いということは、太りにくくなるということです。
色んなダイエット法がありますが、基礎代謝を上げるというのは健康的で、リバウンドもせず、とても有効なダイエット方法だと言えます。
肌にハリやツヤが生まれる
体温上昇によって、全身の血の巡りが改善され肌のハリやツヤがよみがえります。
血行が悪いと体内の老廃物もたまりやすく、疲れやすい、便秘、肩こり、頭痛、生理痛など様々な不快症状が現れます。
現代に生きる人はこれらの症状のうち、少なくとも一つくらいは身に覚えがあるのではないでしょうか?
これらの多くの人が悩まされる症状の多くは、体温上昇により改善される場合があるのです。
冷えの解消
体温上昇で冷え性も解消されます。
冷え性は血の巡りが大きく関係しているので、慢性的な冷え性の人は基礎体温上昇を意識してみましょう。
常に積極的に活動できる
基礎体温上昇により、何事にも積極的に取り組めるようになります。
体温が低いと身体が活動状態になるまでに時間がかかります。
朝起きた時、眠くて身体が重くて何もしたくない。毎朝仕事に行くのが嫌でしょうがない。寝ても疲れもストレスも抜けない。
こういった症状の多くも基礎体温上昇により、改善していくことが出来ます。
全身への血の巡りは体中に活動のエネルギーを届ける重要な役割があるのです。
まとめ
これらの基礎体温上昇によって得られるメリットとは、人間が本来持っていた機能です。
現代の日本人は体温が低下傾向にあるので、体温を上げることでその機能を取り戻すことが出来るわけですね。
何か手間をかけて健康法をやったり、ハードなスポーツをしたり、こだわった食事療法をしたりする必要はありません。
体温を上げて本来の機能を回復するというのが、一番自然で効果的な健康法です。
コチラの方法で基礎体温を上げることが出来ます
スポンサードリンク