今注目の秋田の地酒「新政」が、日本酒初心者にもおすすめ

新政

 

 

僕の故郷、秋田の地酒、「新政」(あらまさ)が新しい試みに取り組んでいるみたいです。

新政は、僕が幼いころ、父親や親戚のおじさんたちが飲んでいて、なじみ深いお酒なんです。

僕は東京に出てきてから初めて飲んだんですが、近頃は日本酒も、若い世代に注目され始めていたり、日本酒バーなるものが出てきているほど。

日本酒のイメージって、おじさんが飲むもの、強くて飲めない、そもそも飲み方がわからない、

そんな印象を持っている人が多いとは思いますが、日本酒って実際はそんなことはないんです。

そのイメージを払拭すべく、秋田の地酒「新政」が新しい試みを始めたという話。

これぞ「新」新政!!というラインナップを紹介していきます。

 

新政は160年の歴史を持つ秋田の地酒

「新政」(あらまさ)は嘉永五年(1852)、幕末の動乱の中、初代「佐藤卯兵衛」という米問屋が酒蔵を開いたのが始まりです。

当時は、「うへえの酒」もしくは屋号をとって「やまうの酒」と呼ばれ、地元の人々に愛されていたそう。

卯兵衛が酒蔵を開いて間もなく、明治維新が起こり、幕府側と倒幕側に真っ二つに分かれ、争いの世へと変貌します。

秋田県(当時の佐竹藩)は、東北ではただ一県だけ、倒幕側に立ちました。佐藤宇兵衛もまた、西郷隆盛の掲げる「新政厚徳」(厚い徳をもって、新たな政(まつりごと)を行うべし」という言葉に熱い共感を得たひとりであり、この言葉から、酒の銘として「新政」(しんせい)と名づけることに決めたのです。

そこから、新政160年の歴史が始まっています。

 

救世主、新政8代目が新たな風を巻き起こす

2012年4月、新政の8代目へと就任したのはなんと、東大卒のフリー記者から転身した「佐藤祐輔」さん。

 

“小説を読むときも、暇つぶしのために開いて、すぐに忘れてしまうようなストーリーは選ばない。考えさせられるような、ハードで重めの文学を好みます。日本酒も、ちょっと口に含んで「これ、おいしいね」っていうだけじゃ、つまらないと思うんです”

ー新政酒造株式会社・佐藤祐輔氏

 

酒蔵の長男として生まれた佐藤祐輔氏だが、日本酒のニオイを嗅ぐのも嫌だった・・・。

そんな蔵を継ぐ気など全くなかったという佐藤祐輔氏の「新生・新政」への道のりとは。

 

 

日本酒離れからの脱却

近年の日本酒ブームの以前は、日本酒の消費量が劇的に落ち込んでいて、国内アルコール消費量のうち7パーセントまで低迷した時期がありました。

なんとか現代に通用する日本酒を作ろうと、ワインを模したような薫る酒ばかり造られ、海外で賞を獲得した日本酒を逆輸入するという、本来の日本酒の伝統とはかけ離れた道をたどっていました。

フルーティーな香りの日本酒は、今まで日本酒を敬遠していた人でも飲みやすいデザートワインのよう。

食前酒としては、ウケるかもしれないが、ワインのマリアージュと同様、和食と合わせてこその日本酒。

ワインの真似事ではなく、米を原料とする本来の日本酒の味を取り戻すべく新政の改革が始まります。

 

「昭和の酒」 新政のそんなイメージを覆す

今までの新政は、昭和の酒とイメージづけられる「普通酒」ばかり作っていましたが、佐藤祐輔氏が蔵に戻り1年後、新政は生まれ変わります。

大量生産の日本酒ではなく、自分の蔵から生まれた酵母「六号酵母」しか使っていない、米の味がはっきりとした力強い輪郭の日本酒らしい日本酒。

「今年の新政は違う・・・」日本酒を知り尽くしたバイヤーをうならせた。

 

※純米酒・・・基本的に日本酒の原料となる米、水、麹のみで造られた日本酒

※普通酒・・・日本酒に醸造アルコールを10%以上加えた日本酒

※六號酵母・・・新政のもろみから分離し培養することに成功した酵母。 後に、日本醸造協会より「きょうかい六號酵母」の名で発売され、現在の酒造方法を確立。協会酵母の中で一番歴史の古い酵母となっている。

 

伝統の6號酵母の新たな味わい「新政No.6」

別名「新政酵母」ともいわれる、新政伝統の最古の酵母、「6號酵母」にこだわった新たな新政の味わい。

生まれ変わった新政は、添加物等の副原料を一切使わない。さらには、米は秋田県産に限り、日本酒造りに欠かせない酵母も、新政で生まれた「6號酵母」のみという徹底ぶり。

 

それというのも、東京で仕事をし、一消費者として日本酒と向き合ったから、従来のやり方に固執しない、ある意味部外者思考が発想の原点てなっているとのこと。

たしかに、お店で日本酒を飲むとしたら、「現地のお米酵母のみを使って、無添加で作ってます!」

なんて聞いたら、「丁寧にこだわって作ってるんだなぁ」と、生産者の意志がヒシヒシと感じられますよね。

 

新政No.6 ラインナップ

そんな生まれ変わった「新政」を存分に味わえるのがコチラ。

 

新政No.6 Sタイプ

新政No.6 Rタイプ

これからの佐藤祐輔氏率いる新政に期待

僕も秋田から東京へ出てきている身ですが、こうして故郷の産業が活気づくのは嬉しい事ですね。

生まれ故郷にずっと残って、支えていくのも素晴らしい事ですが、一度離れてみて魅力がわかったり、佐藤祐輔氏のように、伝統を更に進化させるのもまた素晴らしいこと。

従来の方法や考え方にとらわれ過ぎるのではなく、あらゆる方面から物事を見直す視点がこれから先生き残っていくためには必要になってくるのではないでしょうか。

 

これからの新政の発展に期待です。

 

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